【招待試合】関東一高 vs 横浜高校(2022.6.5)

2022年6月6日月曜日

2022

t f B! P L

関東一高主催による招待試合の所感。

終始、礼儀正しい雰囲気の横浜高校でした。


<第一試合>

関東一高(6-3)横浜 


横浜は杉山投手、関東一高は成井投手のエース対決。スタメンも現時点での主力が中心で強豪校同士の好ゲーム。


横浜は、杉山投手と緒方選手のタイムリーで序盤に2点を先制するも、失策絡みで同点にされた後、注目のスラッガー井坪選手のホームランで勝ち越しを許す。8回に玉城選手のタイムリーで同点に追いつくも、直後のピンチに井坪選手の二打席連続ホームランで試合を決められた。


杉山投手は変わりなくコントロールは良く、ハイレベルな相手でも3,4失点で凌げる安定感はある。但し、このレベルになると三振が取れず、鋭い当たりは多い。レフト大坂選手とショート緒方選手に守備力に救われたシーンは多いものの、総合力は上昇している印象。


スリーランを被弾した栗城選手はサイドハンド。まだ経験は浅いが、左右に加えて変則投手がいるのは武器になる(と小倉コーチが過去に言っていた)ので貴重な存在。スピードも十分ありコントロールは良さそう。江戸川球場でなければレフトフライ、という意見も多いが、結果として会心の当たりはされているので強打者相手の課題は残った。


打線は昨夏のチームと比較して未だ発展途上と言ったところ。特に下位打線に元気は無いため工夫は必要か。練習試合でホームランを連発している萩選手以外、長打のでる雰囲気は少ないため金刺選手や井上選手などの突き上げも期待したい。ケニー選手は体つきも良くアピールに成功したかもしれない。


総論、悲観するような内容ではなし。失策や継投がハマれば勝てた可能性もあった。ここに栗山選手や小森選手が加わった時のチームがどうなるか期待したい。



<第二試合>

横浜(9-3)関東一高


関東一高は主力を殆ど温存。横浜も一部の主力を残しつつ3年生を起用。序盤から加点した横浜が勝利。関東一高は、戦力確認も兼ねて毎回のように投手を変えて臨むも主力との差は大きかった。


横浜は佐竹投手が先発。昨秋は好調と聞いていたが、まずまずの出来で打たせて取るピッチング。時折、ストレートが抜けるのでカウントを悪くするシーンは多いが変化球のコントロールはよい。二番手にサイドスローの栗城投手。そして、三番手に安藤投手。ストレート中心で押し込む投球。変化球のコントロールは課題か。


打撃は、金野選手や八木田選手のヒットが出るなど、3年生が結果を出した。但し、スクイズ失敗2回、走塁ミスによる憤死など修正点は多い。第一試合同様に長打が出ないので大量得点できない印象は強い。萩選手のタイムリーもセンターの転倒によるもの。


夏の大会まで1か月。昨年のような急成長を見せるか。頑張れ横浜高校。





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