全校応援の準決勝という大舞台で先発した切無澤。四球絡みでタイムリーを許して先制を許すも、その後は併殺崩れの追加点のみ。結局、その後は完璧に5回まで抑え込む。コントロールとリズムで捌いていく投手なので、2回以降は自分のペースに戻す。
6回から青木朔真が横浜スタジアムデビュー。直球は140キロを計測し3者連続三振。やはり春先より若干球速も上がっておりコントロールも安定してきた。もう一段階スピードが上がり、変化球が低めに集まると本格化しそうな成長具合。
ブルペンでは山﨑が投球練習しており、コールドにならなければ投入したと思われる。杉山は完全休養日。
守備は、外野が引き続き安定しており、捉えられた打球も出足しが良いので余裕で捕球する。初回の併殺崩れは、若干送球がもたついたので処理が良ければ1失点で済んだ可能性はあり。
12得点だが、四死球や押し出しが大半なので、打ち勝った感はなし。そんな中、阿部はしっかりとタイムリーを放ち最も期待できる状態。稲坂もコールドを決めるライナー性のタイムリーを放ち打順を下げて復調気配。代打登場の栗山も詰まりながらも打点を挙げて、途中出場で結果を出し続けている。金刺が遂に登場し貴重な犠牲フライを放つ。雰囲気あるので、もう少し打席をみたいところ。悩める椎木は決勝に期待。
同じ12点でも、慶応と横浜では得点経過やクオリティが全く異なる。豪快なホームラン3発と、他のヒットも打球速度が速すぎる慶應。横浜はプレッシャーをかけながら確実に加点してゆくいつものパターン。エースの安定度、守備力は互角。横浜はミスせずロースコアに持ち込めるか。いずれにせよ、昨年同様に杉山次第。
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