【25夏】横浜 vs 大阪桐蔭（練習試合）

2025年6月22日（日）

強風注意報が出るレベルの風の中、大阪桐蔭はベストに近いメンバーと思われる。

結果は僅差で大阪桐蔭の勝利。

阿部葉太や為永が不出場で、主力が負傷退場したとはいえ層の厚さは変わらず。

織田と奥村頼人、相手は中野と森の継投、という最高峰の投手レベル。

織田は、ストレートで空振りが取れるまで復調した感じ。

若干、捻りを入れて投げるフォームで、おそらく無四死球。

1点目は失策と野選が重なったのちの犠牲フライなのでやむを得ず。

追加点の被弾は、強風にのって叩き込まれたので大きな球場であればフェンス直撃レベル。

ランナーを出すと急に捕まる傾向は修正途上か。

奥村頼人、報道の通り上半身が明らかに重厚で、今永のようなバランスに。

調整中な印象で、決勝点は鮮やかなタイムリーを被るも、全く心配な感じはなし。

淡々と投げており仕上げてくると思われる。

打線は、ハイレベルな中野が相手なのでチャンスは少ないものの、打てない感じはなく確実に加点。

中野はストレート良く、直ぐ追い込んできて四死球は期待できず。

完璧に捉えたのは今村と小野。

今村は、ツーベースに、三盗、完璧セーフティに、センターで好捕球と、期待通り。

最終回、後1本で同点まで追い詰めたが、救援した森の速球に屈する。

森はコントロール重視で、そこまで球速は出していないが、ストライクとボールは分かり易い感じ。

中野がエースなのは良く分かる。

10回やったら「5勝5敗」で、選抜時の戦力だと横浜のほうがおそらく強い。

一瞬登板しそうだった片山のスライダーを大阪桐蔭が打てるかはみてみたかったところ。

ちなみに、大阪桐蔭の吉野はロマンしかなく、雰囲気で圧倒される。

2試合目の吉岡は圧巻の切れ味で、現時点で織田よりも完成度が高く感じた。