杉山が初先発。初回から常にランナーを出す展開で、3回に集中打を浴びて3失点も直後に追いつき、一気に押し切る。鋭いタイムリーが各打者から出ており打線の調子は上向き。金曜日に向けて予定通りの状態に見える。
杉山は直球が抜けるシーンが多く、珍しく序盤で四球を出すなど毎回ランナーを許す展開。ライナー性の鋭い当たりが外野手の正面を突くことも多かった。4回からは変化球がいつものように決まりだし、同時に空振りも取れるようになり安定感が戻る。相手の強さに関わらず、時に集中打を浴びることはあり、寧ろ4回戦で経験できたので好材料。守備は非常に締まっていたので心配なし。
打線も大きな変化はなし。1,2回はフライアウト中心の傾向も、3回に敵失を見逃さずに一気に同点に追いつく横浜らしい展開。阿部が長打でタイムリーを放ったのはチームとしては貴重。その後の技ありレフト前タイムリーや走塁も含め、言われてる様に「淺間級」というのも頷ける。緒方、萩、峯のタイムリーも低い弾道で、変則ピッチャーに対してコンパクトな打撃で応戦。杉山はフェンス直撃を含む3安打で打撃好調。椎木の本塁打は鮮やかなのだが、それ以外の打席が3試合通じて淡白なフライアウトが多い。
湘南工科大の3回の集中打は見事。ストレート一本に絞ると、球威が上がったとはいえ杉山もしっかり打たれる。が、それが続かないので序盤の3点はあまり不安にならない。
5回戦は好投手を要する湘南。スケジュール的には切無澤か青木あたりが先発か。先を見据えると杉山は温存したいが、平塚の第一試合(相洋vs平学)の結果も気になるところ。金刺や橋本も是非出場させて欲しい。
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