【23春季】横浜(4-1)法政二

2023年4月10日月曜日

2023

t f B! P L

熾烈なブロックの初戦、古豪の法政二高に勝利。


順調なら、桐光、桐蔭、相洋、相模、慶応か日藤と、関東大会への道は険しく。ただ、春はこれくらいの相手と経験積む方が良い気がする。勝ち続ければだが。


法政二はシートノックも安定しており、試合に入ってからも投手が丁寧に攻めていたので、点差に関してもさほど気にならず。


先発の青木は試合前の投球練習から高めにボールが浮いており、初回から制球に苦しむ。ただ、ストレートの球威は非常によく、三振の取れる投手。変化球が決まりだせば相当期待できる印象。二回り目からストレートを狙われていたが、死球後は多少抑えいる感もあり、打ち込まれる雰囲気はない。桐光学園の中平のストレートも強烈だったが負けず劣らず。


杉山は、報道されている通りで、ストレートの球威が明らかにあがっており空振りが取れるようになった。被安打も会心の当たりは無く、ピンチにつながらないので、文字通り「圧巻」という内容。攻撃面や点差に心配する見方もあるが、春季は1週間1試合なので、杉山が先発すれば大敗は想像し辛く、寧ろ杉山の調子が良いことが分かった試合だった。


1年生でベンチ入りした奥村は、試合の途中から投球練習しており、点差が付けば登板可能性もあったかもしれない。期待されているのが非常に分かる。さほど背丈はないが、練習中のストレートは鋭く、フォームも柔らかく、ポスト杉山として期待したくなる初見。


守備は無難。おそらく心配なし。エラー記録は「0」だが、緒方の捕球ミスは緒方レベルではエラー。シートノックを観る限り、1年生の為永はとても上手な気がする。ちなみに野手の青木のサードの守備は上手い。小柄だが強肩。


攻撃陣は地区予選程には点が取れなかった、というレベル。単調な攻撃が何回かあったものの、左右に完璧に安打する緒方は流石で、小森はレギュラー定着しそうなパフォーマンス。極端に打線が良くなることも無く、秋同様に4,5点取って、杉山が2,3点に抑えて勝つ、という勝ちパターンは健在、と感じた。金刺は打球角度は悪くないので、何かのキッカケで結果が出そうな雰囲気もある。井上は強豪相手でも打つので特に心配もなく。萩と栗山は温存なのか調子の問題なのかは気になるところ。盗塁死とディレイド失敗は、際どくもなく課題を感じるところ。


桐光学園戦は、杉山が昨春とレベルが違うため、まだまだ戦力的には横浜有利な気もする。桐光の森を完璧に封じミスしなければ、過去数回のような完敗は無いと信じたい。桐光はブラバンが来るはずなので雰囲気に飲まれたくない。







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