練習試合 横浜5-3静岡(2018年8月28日@草薙球場)
横浜高校の新チーム始動状況を引き続き追いかける。昨日に続いて、静岡高校との練習試合の模様から、本日はエースを引き継いだ及川雅貴投手(2年生)の状態をレポートしたい。
序盤はストレートが走り、球威で圧倒する投球が続き、夏の地方大会や甲子園でも散見された「荒れ球」による四球で自分を苦しめる展開にはならず。5回に連打で1点を失うものの、直球で長いイニングも押し通せる期待は持てる。
ただ、5回も連打で失点。さらに8回は、疲れが見えたところに連打で失点し、気を抜いた時にボールが甘く入る詰めの甘さは改善されていない模様。甲子園で花咲徳栄の野村選手に一発を浴びたような不用意な失投が、1試合に3球以上はあるイメージで、逆にここさえ改善すれば、防御率2点以下で、5点あれば常に勝てる投手になる「伸びしろ」は感じる。
ストレートの威力は相変わらずだが、150km越えで注目された後は、意識的にスピードよりもキレとコントロールを大事にしている雰囲気も感じるので、彼にとってどちらが正しいかはわからないが、小さく纏まってほしくはない。藤平(現:楽天)のような、圧倒的な存在感で秋の大会で主役の座を射止めてほしい。
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