新チーム初戦を「14-0」と大勝した横浜。先発及川は4回を無安打7奪三振と、課題はあるものの結果は残した。一方、球場で観客へインパクトを与えたのは、5回に救援した木下幹也投手(1年)かもしれない。
世田谷西シニアから入学した大型右腕。中学生時代に140キロ以上の球速を叩き出し、恵まれた体格から打線でも中軸を担うエースで4番タイプ。腕のしなやかさや、フォームの柔らかさは、先発した及川には及ばないものの、新チームの「10番」として今後を期待させる投球を披露した。
実際の投球映像はこちら。
基本はストレートで押しているものの、スピードのあるスライダーも織り交ぜ、カウントを悪くする前に手際よく仕留めていた。打者三人を「三振」「1ゴロ」「三振」で零封し、テンポよくワインドアップから力を感じすストレートを投げ込んでいた。
大型右腕だが、スピード重視のわけでもなく、適度に力を抜いて投げいるので、逆に球が伸びているように感じた。そして、今回は抜群にコントロールがよく、間を置かずに投げ込むので、バッター側も自分のペースで勝負できない状態に追い込んでいた。
まだ、少し上半身を立てながら投げているためか、柔らかさを感じず、下半身の使い方は改善の余地があるかもしれないが、まだ1年生の発展途上なので、3年生までの成長が非常に期待できる。
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