親善試合結果②(横浜vs関東一@江戸川区球場)
関東 101 000 000 | R2 H7 E0
横浜 011 130 000 | R6 H12 E1
第二試合は及川(横浜)が先発し、選抜以降では最長の9回1/3を投げ2失点。直球が鋭い谷(関東一高)に三振を喫するシーンも多かったが中盤にかけて効果的に加点して横浜が勝利。及川は悪いなりに試合を作る修正力を感じた。最終回には期待の1年生左腕金井(横浜)が登場し経験を積んだ。
❚ 及川は6奪三振も4四球
投げてみないと分からない、と言われることもある及川だが、この試合は調子が良いとは言えなかった。初回は味方のエラーも絡みピンチを迎えるものの、容易にタイムリーを献上。2回は四球と暴投が絡みピンチを迎えるも、ライナーがファースト正面をついて辛うじて無失点。ところが、3回は先頭打者にヒットを打たれ、再び暴投が絡んだ後にタイムリーで失点。その後は無失点に抑えたものの、味方の好守備に何回も救われた印象。ただ、カウントを整える変化球で切り抜けるシーンも多く、これまでのような大崩れはしない。また、ハマった時に決まるストレートの威力はさすがのひと言。
(試合前に遠投で調整する横浜・及川投手)
❚ 期待の1年生も実戦登場
第二試合では世田谷西シニアの延末がファーストの守備で先発出場し、第一打席に同点タイムリー。その後も進塁打や打席での粘りなどセンスを感じる選手だ。1番で先発した安達は1安打2四球でリードオフの仕事をこなした。9回途中から登板した金井は、噂通りの美しい投球フォームで三振を奪い後続も抑えた。
(9回から登板した横浜の金井投手)
❚ レベルの高い関東一高の投手陣
第一試合に先発したエースの土屋は安定感が抜群。第二試合に先発した谷は140キロ台の速球と鋭い変化球で三振を取れる投手。第二試合の途中から救援した市川は一年生だが、横浜打線を無安打3三振と完璧に封じた。結果として横浜は勝利しているものの、試合を作れる投手が何枚も控えており守備も固い。大型選手がいるチームではないが、総合力が高く今夏の東東京でも上位進出は固い。
(関東一高の谷投手はストレートの威力が抜群)
横浜は今週末に香川の招待試合に遠征。登板の無かった松本や黒須の状態も気になるところ。なお、この週も東海大相模は連勝して無敗が続いている。
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