松本が16奪三振。横浜高校がコールドで連勝。

2019年8月18日日曜日

2019

t f B! P L
2019年8月18日 横浜高校長浜グラウンド
横浜南陵 0-7 横浜(7回コールド)

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南陵 000 000 0=0
横浜 010 104 1=7
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横浜高校の左腕エース「松本」が16奪三振と圧倒し地区予選を連勝した。横浜南陵のエース青山はスリークォーター気味にコーナーを付く好投手で、横浜の各バッターは次々と詰まらされ大量得点が奪えない展開だったが、6回に集中打で突き放した。

松本は先頭打者に甘く入ったストレートを弾き返され、レフト富田の処理が遅れる間にツーベースとされる立ち上がり。やはりスロースターターという印象が強く、中継ぎや緊急の救援よりも先発で調整しながら長いイニングを投げさせた方がよい投手かもしれない。とはいえ、2人目からは四球(9人目)を挟んで「12連続三振」と危なげない投球。見逃し、直球空振り、変化球空振りがほぼ同じ比率。若干高めに浮くストレートはあるものの、もう少し緩急と力の出し引きがあれば完成度は更に高まりそう。2安打2四球で纏めており、木下同様に順調に仕上がっている。今日の先発キャッチャーは「小島」でバッテリーの相性は良さそう。

打線は3巡目からタイミングが合い始めた。敵の失策でランナーは出すもののタイムリーが出ない回が続くも、中盤にかけて振りがコンパクトになり試合中に調整できている。打撃好調なのは9番打者の庄子で、センター前への強烈な適時打の後は、左右にスリーベースを2本放ちチャンスメイク。相変わらず脚が早く9番に庄子が固定されると、2世代前の遠藤のように下位打線が機能する可能性を感じる。度会はレフト線を破る適時ツーベースなど2安打で心配するには及ばず。最後は津田が鋭いライト前タイムリーでコールド成立。

初戦と大きなメンバー変更はなかったものの、守備は安定しており左右両エースは順調。あと1枚金井の目途が立つと投手陣は盤石。ちなみに5番ライトで出場した金井は快速を飛ばして内安打を放つなど総合的なセンスを改めて感じる。攻撃のミスとしては牽制死が2つあったので修正したいところ。

なお、横浜南陵のエース青山はストレートのキレも良く、強気な投球をするので今後も期待できる好投手。チーム全体的に声が出ており雰囲気の良いチームだった。

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