ノーヒット継投で横浜高校が地区予選を3連勝

2019年8月20日火曜日

2019

t f B! P L
2019年8月20日 横浜高校長浜グラウンド
横浜 12-0 鶴見(6回コールド)

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横浜 402 213 = 12
鶴見 000 000 = 0
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横浜は鶴見に「12-0」6回コールド)で勝利して地区予選を3連勝。大幅に入れ替えた打順も機能し、投げては初戦から中2日の木下が5回を無安打で零封。6回から登板した宮田も三者連続三振と圧巻の投球。新チームは順調な仕上がりで秋季大会の本戦を迎える。

先発の木下は8連続を含む11奪三振。切れの良いストレートを低めに集め、最後は変化球で仕留める投球。3-2から粘られて四球を出すシーンが2回、暴投が1回と、カウントを悪くした後の投球に課題は残した。一方、6回に登板した宮田は下半身が安定した右上手投げで、二段モーション気味のゆったりとしたフォーム。コントロールがよく、明らかなボールは1球のみで打者3人を完全に抑え込んだ。木下に次ぐ貴重な右腕として期待できる。

打線は初回から1番に入った大手のセンター前ヒットを皮切りに、3番立花、4番度会の連続タイムリーで3点を先制、今日は7番の富田も適時打を放ち4点を先制。その後も3者凡退は無く、上位打線を中心に効果的に加点した。特に目についたのは富田で、打順を下げたことが奏功したのか、スイングがコンパクトで鋭いライナー性のヒットが4本。2番に打順を上げた庄子は相変わらず好調で右越えツーランを放った。アッパースイング気味の度会、なかなか芯で捉えられない木下の打撃は本調子とは言えない印象。津田は最終打席こそ右中間を破るタイムリーを放つもフライアウトが目立つので修正したいところ。

地区予選は無失点で乗り切ったが、最終戦では暴投と送球ミスと守備の乱れがあった。打線は攻撃的で犠打など細かい野球は見られなかったので、本戦開始するまでの練習試合で調整してもらいたい。

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